紅麹と腎機能障害について|たかの循環器・内科クリニック|川崎市宮前区の循環器内科・内科

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医療コラム

紅麹と腎機能障害について|たかの循環器・内科クリニック|川崎市宮前区の循環器内科・内科

紅麹と腎機能障害について

紅麹のサプリメントによって腎機能障害の原因が徐々に明らかになってきました。

24年4月1日の日本腎臓学会の中間報告では、『ファンコニー症候群』の関与が示されております。

『ファンコニー症候群(Fanconi症候群)』とは、腎臓の再吸収を役わる尿細管の病気です。
尿細管は、尿として排泄されては困る大事なミネラル成分などを再び体に再吸収する役目です。
つまり尿細管が病気になると体から必要以上のミネラル成分が排泄させてしまう状態になります。
このような状態が続くと、体は酸性に傾き、食欲不振、脱水症、手足のしびれなどが起こります。

前もってそのような状態になっていないか確認するためには血液検査、尿検査で確認する必要があります。
(尿に糖が出る、低尿酸血症、低リン血症、低カリウム血症などチェックする必要があります。)

心配な方はご相談にお越しください。